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結成65周年音楽会で祝う/女性同盟東京・北支部

2012年11月27日 11:50 文化・歴史

「女性同盟結成65周年記念北同胞女性音楽会」が11月23日、北支部(東京・北区)で行われた。

音楽会には、総聯東京都本部の洪昌広経済部長、総聯北支部の李秀吉委員長、女性同盟北支部の成英順委員長をはじめ同支部メンバーと、顧問、朝青など約90人が参加した。

歌を披露する50~60代オモニたち

同音楽会であいさつした成英順委員長が、「今日、この場には愛族愛国の道で生きてきた80~90代の1世顧問たち、同胞社会の基盤を作ってきた70代のオモニたち、その後ろ姿をみて同胞社会の柱となって働いた50~60代の2世同胞女性たち、ウリハッキョを守り子どもたちを逞しい朝鮮人として育てるために奮闘してきた若い世代の同胞女性が集まった。同胞女性の発展のため尽力してきた人たちに心からのあいさつを送る」と述べ、「女性が生き生きと活躍すれば、家庭も同胞社会も元気になる。今日を機会にもっとがんばろう」と呼びかけた。

続いて、総聯北支部の李秀吉委員長があいさつをし、金順徳女盟本部委員長が乾杯の音頭をとった。その後、小宴会が行われた。小宴会では、11月15日に祖国で開かれた「第4回全国オモニ大会」に参加した、東京朝鮮中高級学校の朴史鈴オモニ会会長が報告をした。朴会長は、「今回、全国オモニ大会に参加して、祖国のオモニたちの活動に直接触れて刺激と力をもらった。祖国のオモニたちと手をつなぎながら、私たちもみんなで力を合わせもっと活気にあふれた支部にしていこう」と話した。

小宴会が終わると、音楽会が開かれた。音楽会では、はじめに東京朝鮮第1初中級学校と東京朝鮮第3初中級学校に通う北支部の児童たちによる合唱が披露さた。その後、12曲の歌や演奏を披露し、会場は大盛況となった。

その中でも、月に一度歌の練習を続け、今年で25年目を迎える「コスモス会」の顧問たちによる「ホルロアリラン」は、出席者の喝采を浴びた。

豊堀分会に属している康静姫さん(65)は、「今日は1世から小さな子どもまで集まって歌や踊りを踊って楽しく過ごした。女性同盟の役割は昔も今も変わらない。女性たちはどんな逆境に直面しても、みんなで団結すれば困難に打ち勝つことができると実感した。これからも、若いオモニたちがこの北支部を盛り立てていってほしい」と感想を話した。

(金秀卿)

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