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千葉初中創立66周年「バザー&フェスタ」、みんなで取り組む民族教育

2012年11月09日 13:33 民族教育

同胞、日本市民ら1,200人で賑わう

千葉朝鮮初中級学校創立66周年記念「ウリハッキョバザー&フェスタ」が3日、同校運動場で行われた。同校アボジ会とオモニ会が共催した行事には、同校生徒と教職員、学父母、同胞、日本市民ら1,200余人が参加した。

午前中は公開授業が行われた。舞台では、同校生徒たちが歌や踊り、楽器演奏、チョゴリファッションショーを披露。東京朝鮮歌舞団の公演も行われた。バザーも大盛況だった。

千葉では、同校卒業生や同胞、日本市民らに朝鮮学校の存在を知らせ民族教育への理解を深めてもらおうと、4カ月前から広く行事の宣伝をしてきた。昨年学校創立65周年を意義深く祝った経験をいかし、今年も総聯千葉県本部管下すべての組織を挙げて学校支援運動を展開。その結果、今年の行事も大成功を収めた。

「民族教育事業を学校だけに押し付けてはいけない。みんなが力を合わせてこそ守ることができる」-これがここ数年間の活動を通じて同胞社会に定着したスローガンになっている。

今回の行事でも、女性同盟各分会からは、行事に出店したオモニ会の売店を手伝うため、朝早くから分会委員たちが駆けつけた。アボジ会、朝青、青商会の役員たちも前日に行事の準備作業を行った。

同胞の心の拠り所であるウリハッキョ。千葉では66年前に民族教育が始まり、33年前に今の校舎が建てられた。

今年結成50周年を迎えた千葉地域商工会では、校舎の内部補修工事を行った。今回の行事が改装した校舎のお披露目となった。

千葉では、来年度の新入生を一人でも多く確保しようと、学校と全組織が総力を挙げてこれに取り組んでいる。民族教育を守り発展させようという活動家、同胞たちの情熱が発揮されている。

(千葉初中)

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