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〈第50回神奈川日朝友好展〉副実行委員長・渡辺暁男さん

友好の第一歩、〝まず知ること〟

渡辺さんが高校生の頃、先輩の紹介で、長年日朝友好展に関わってきた、神奈川文芸同の元委員長である呉林俊氏らと出会い、同展の存在を知った。以前から在日の知り合いが多く、よく一緒に遊びに行ったり悪ふざけもしたという。そういう繋がりや、もともと芸術に興味があったことから、時には観覧者として、時にはスタッフ、実行委として同展第1回目から今日まで途切れることなく関わってきた。この50余年間、振り返れば実行委メンバーらとはケンカしながらも、今日まで文化、芸術を通じた交流を行ってきた意義は大きいと振り返る。「はじめて訪れる人の中には、朝鮮語を見ながら『これはどう読むの?』と聞いたり、朝鮮の絵の前で足を止め、質問する人も多かった。日朝友好が広がる第一歩は、まず知ること」。

友好の輪が広まりつつある反面、いまだ「朝鮮」に対する負のイメージが、日本市民の中に潜在的に残されている現実があると嘆く渡辺さん。「過去の歴史をきちんと見つめないと、朝鮮半島と日本の関係は改善されない。植民地政策や日本軍『慰安婦』の問題など、口先で語るだけで、本当の意味で日本は一度も謝罪などしていない。日本政府の政策、マスコミのゆがんだ報道による日本市民らの偏見が少しでもなくなるよう、もっと多くの日本人が出品し、会場に足を運んでもらいたい。そのためにも、同展が60、100回とさらに回数を重ねて開催されていくよう、努力していきたい」と力を込めて話した。

(朝鮮新報)