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〈生涯現役〉金鼎宣さん/50年前、朝大校舎建築に携わった(上)

2010年01月29日 13:54 暮らし・活動

「飯が食えるから」と恩師

「苦難の道の果ての大輪の花」-評論家の故寿岳章子さんが1981年、朝鮮大学校の創立記念日に寄せて詠んだ歌である。多くの人々の労苦によって、計り知れないほどの困難に打ち勝って築かれた異国・日本における民族教育の最高学府。昨年11月1日、朝鮮大学校学舎小平移転50周年記念フェスタが同校キャンパスで開かれた。

この日の式典に誰よりも晴れやかな面持ちで参列したのが、50年前、同校建築に携わった一級建築士・金鼎宣さんである。3月には90歳になる。現在は、関東興業代表取締役。

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